【うな次郎】ウナギはウナギのタレが美味しいだけ説

こんにちは勇者トモです。

「土用丑の日」はいかがお過ごしでしょうか。ウナギは食べましたか?

「土用丑の日」は日本の食の1大イベントでしょう。今やどこのコンビニでも「土用丑の日」はウナギを販売しています(需要があるかは別にして)。

その歴史は古く、江戸時代までさかのぼります。発案者はなんと平賀源内。ウナギの旬は冬のため、夏に売れないウナギに鰻屋は困っていました。それを相談された平賀源内が、「“本日丑の日”という張り紙を店に貼る」 という販促を提案。これが功を奏し、鰻屋は大繁盛、「土用丑の日」にウナギを食べる文化は現在まで続いています。

“ウナギの旬は冬じゃない”これは知らなかった人も多いのではないでしょうか。

元々値段がお高めのウナギですが、今年は不漁でさらに高騰。正直価格に見合わない食材になりつつあります。そんな中最近はこんな声も大きくなってきました。

「ウナギはウナギのタレが美味しいだけでは?」

今年はなんと大学生協が、白米に鰻のタレをかけただけの弁当「土用のたれめし」を発売。意外にも売り切れ続出ということもあり、この説が裏付けられたような気がします。

ということは、やっぱり無理に高額のお金を払ってまでウナギを食べる必要はないのでは。というか、ウナギじゃなくてもいいのでは。

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うな次郎丼

「土用のたれめし」もいいですが、やっぱりタレだけじゃ物足りない。そう考え、今回目を付けたのはウナギのコピー食品『うな次郎』。

ウナギの蒲焼きっぽい見た目ですが、魚のすり身で作られています。パッケージにも「本品はうなぎではありません」という注意書きが。

早速レンジでチンして「うな次郎丼」を作ってみました。

見た目は予想以上に「うな丼」そっくりです。タレと山椒も添付されている為、白米だけあれば作れます。

驚いたのは裏側。なんとウナギの皮まで再現されています。

身はつみれのような作りで柔らかく、皮は弾力があります。食感だけでいうなら、ほぼウナギです。「うな次郎」だけで食べると、練り物っぽさが残ってしまいますが、「タレ・山椒・白米」が揃うとそれも完全にごまかされ、味までまさに「うな丼」そのもの。タレと山椒を多めにかければ、偽物だと気が付かない人もいるんではないかと思うほどの出来です。

値段も300円程度と、普通のウナギの半分以下なので、安くウナギの雰囲気だけ楽しみたい人にはオススメの逸品です。

商品名:うな次郎
製造:一正蒲鉾株式会社
内容量:2枚
エネルギー:167kcal

ホタテ焼きではありません⁉ここまで来たかコピー食品‼

2018年2月13日

ウナギのタレカツ丼

「ウナギのタレが美味しいだけ説」を確かめるために、続いてウナギとはまったく関係ないトンカツにウナギのタレをかけてみます。

用意したのはカツ丼と…

ウナギのタレに使う「蒲焼のたれ」。

この「かば焼きのタレ」を「かつ丼」かけて「タレカツ丼」にして食べてみます。

正直これすごい旨いです。すごい普通のソースカツ丼より好きかもしれません。甘辛いタレが白米に合うのは言わずもがな、トンカツにも非常によく合います。是非試してみてください。

もう、ソースやタレをかける食べ物は全部「ウナギのタレ」でいいかもしれません。

最後に

日本の食文化として根付いてきた鰻ですが、2014年国際自然保護連合(IUCN)はニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定しました。

「養殖ウナギを食べれば関係ない」と思うかもしれませんが、ウナギの養殖は野生から捕獲した稚魚を育てているので、実は天然物を食べているのと一緒なんです。

毎年「土用丑の日」に大量消費されているウナギですが、その在り方を見直す必要があるのかもしれません。

トモ
ウナギのタレがウナギを救う…かも

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