こんにちは勇者トモです。
「シチューはご飯にかける派?かけない派?」
こんな論争に終止符を打つべく去年ハウス食品からこんな商品が発売されました。
シチューオンライス!!
名前の通りご飯にかける用のシチューです。味は「チキンフリカッセ風」と「ビーフストロガノフ風」2種類あります。
またCMで見かけるようになったこの商品、今回は「チキンフリカッセ風」をご紹介したいと思います。
開発秘話
シチュー売り上げ低迷!?
ハウス食品が「シチューオンライス」の開発をしたのは、シチューをご飯にかける派の社員が多かったから…ではなく、シチューの売り上げが低迷していたからなんです。
その理由は「シチューを主菜とと考える人が減った」からとハウス食品さんは分析しています。つまり、シチューはメイン料理にはなり得なくなってきてるんです。
そうなってくると困るのは主婦の方々、夕食でシチューを作るとさらにもう一品他の料理を作らなければならない。その手間を嫌ってシチューを作る人が減っていきました。
この嫌な流れを断ち切りたいハウス食品はシチューを売るための方法を考えました。そして一つの結論に。
『シチューもカレーライスのようにワンデッシュ完結にすればいいんじゃないか』
作り手を考えた商品設計
作るのに必要な材料はこちら。これを見て何か気が付くことはありませんか?
ポイントは2つです。
鶏肉の量が多い:
鶏モモ肉800gって多すぎだろヾ(- -;)
これを見たとき私はこう思いました。でも、この量が重要なんです。
シチューがメイン料理に感じない大きな理由の一つとして「ボリュームが足りない」というのがあります。ワンデッシュにするにはこのボリュームの足りなさをなんとかする必要がある。そこでこの鶏肉の量なんです。
切り方も1枚6等分とかなり食べ応えのある大きさを推奨しています。
ジャガイモ・ニンジンがいらない:
シチューの具材を思い浮かべると必ず「ジャガイモ・ニンジン」は入っているんではないかと思います。しかし、「シチューオンライス」にはジャガイモもニンジンも必要ないんです。
「ジャガイモもニンジンも皮むきが手間だからなくしてしまえ」これがハウス食品の答えです。
『ワンデッシュで手間いらず』これでシチュー復権を狙います。
気になるお味は?
パッケージに書かれたとおりに作ってみました。
ホワイトシチューと比べると少し茶色っぽい色。そして、やっぱり鶏肉のボリューム感がすごいです。
白コショウをベースとしたスパイスが多数配合してあるため、ホワイトシチューより深みがある味わいです(決して辛くはありません)。ご飯に合うように味付けも少し濃いめになっています。
一皿で十分満足できる逸品に仕上がっていると感じました。
まとめ
おいしいのですが、ちょっと色が寂しいのでブロッコリーやほうれん草を足すといいかもしれません(パッケージの隅にも書かれていますが)。
はたしてこの「シチューオンライス」定着するのでしょうか。
簡単料理といわれるカレーライスより簡単に作れるので是非一度お試しください。
製造者:ハウス食品株式会社
エネルギー:317kcal(表示の分量で作った一皿分)
内容量:160g