こんにちは勇者トモです。
2月3日は『節分』といことで、皆さま「恵方巻」は食べましたでしょうか。私はついに今年は「恵方巻」を食べませんでした。
今や『節分』で「恵方巻」を食べるというのは、日本の文化として完全に定着してしまいました。一方で、「恵方巻」の大量廃棄が問題になっています。その廃棄量は、10億円を超えるとか。ついには、農水省が「恵方巻きのシーズンを控えた食品の廃棄を削減するための対応について」という文書を出し、需要に見合う販売をするよう要請する事態になりました。ここまでくると、この文化の在り方を考える必要がありそうです。
ただ、私は『節分』がある意味楽しみです。というより、『節分便乗商品』が楽しみです。今や「恵方ロールケーキ」は当たり前、『節分便乗商品』も年々過剰になっていっています。
ということで、今回は『節分便乗商品』から、「ポテトチップス恵方巻味」をご紹介したいと思います。
ポテトチップス恵方巻味
カルビーが22日から、「ポテトチップス恵方巻味」を全国のローソンの店舗限定で発売しています。税込み178円。数量限定ということで、数週間で販売終了の見込みです。
しかし、ポテトチップスで「恵方巻味」って…。全く想像がつかない…。
パッケージの恵方巻のインパクトもあり、ある意味すごい気になる商品です。
気になるお味は?
袋を開けると、酸っぱい匂いが漂ってきました。たしかに匂いは「すし飯」っぽい感じです。
「ポテトチップス」自体にも「のり」がまぶしてあるので、これで「巻寿司」を表現しているのが分かります。ただ、「恵方巻」は中の具も含めて恵方巻です。この部分はどれだけ表現できているのでしょうか。
食べてみた感想は、「まろやかなすっぱムーチョ」と言った感じ。意外と無難な味付けで、美味しいです。
「恵方巻」の具の要素がないじゃないかと思ったのですが、原材料名を見ると「しいたけエキスパウダー」、「こうや豆腐パウダー」、「うなぎエキスパウダー」とあり、味としては分かりませんでしたが、頑張って「恵方巻」を表現しようと努力したのは伝わりました。
販売:ローソン
内容量:65g
価格:178円(税込み)
エネルギー:360kcal
最後に
ところで、農水省の要請は効果があったのでしょうか?
近所のスーパーでは、2月1日から大量の「恵方巻」が陳列されており、通常運転だったように思えました。農水省の要請が出たころには、すでに生産計画を決めてしまっていたという企業さんも多かったと思うので、効果が出るとしたら来年以降になってしまうかもしれませんね。