『悪魔のおにぎり』は何故流行ったのか

こんにちは勇者トモです。

ローソンの『悪魔のおにぎり』(税込み110円)が売れに売れています。2018年10月16日から販売を開始し、わずか2週間で累計販売数300万個を突破。これは、不動の人気No1「シーチキンマヨネーズ」を上回る売れ行き。

皆さんはもう食べましたか?

私の家の近所のローソンは、長らく品薄で入荷できていなかったようですが、昨日ようやく入荷。棚一段全部『悪魔のおにぎり』になってました(笑)

ここまで流行った食品は久々ですよね。今回は『悪魔のおにぎり』について少し考えてみたいと思います。

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『悪魔のおにぎり』とは?

『悪魔のおにぎり』は、「天かす」「青のり」「天つゆ」入りの混ぜご飯。名前は、体重増加が気になるがおいしいから食べたいというジレンマと戦っていた南極の気象観測員が付けたのだそう。文字通り”悪魔的なおいしさ”ってことですね。

口の中に入れると、「青のり」「天つゆ」の味が広がり、さらに「天つゆがしみこんだ天かす」が味に深みを持たせています。確かにシンプルながら、やみつきになる味わいです。

『悪魔のおにぎり』の正体

『悪魔のおにぎり』は全く新しい食品なのかというとそんなことはありません。

『悪魔のおにぎり』の正体、それは静岡発祥の『たぬきおにぎり』。たぬきうどんにトッピングされている天かすを使っていることから、「たぬきうどんのおにぎりバージョン=たぬきおにぎり」という説が有力です。

ここでもう一度『悪魔のおにぎり』のパッケージを見てみましょう。

“たぬき”のキャラクターが描かれています。つまり『たぬきおにぎり』だと間接的に言っているわけです。

ちなみにこのキャラクター、Pontaカードの「ポンタ」ではなく、「あくま(悪魔)でタヌキくん」だそうです。まぁ、そういうことにしておきましょう。

『悪魔のおにぎり』は何故流行ったのか

ここで『悪魔のおにぎり』が流行った経緯を見てみましょう。

1.「世界一受けたい授業」で南極ママさん料理人こと渡貫淳子さんが節約レシピとして『悪魔のおにぎり』を紹介します。『悪魔のおにぎり』の名前が知れ渡ったのは、この番組の影響が大きいでしょう。
      ↓
2.これに目をつけたローソンが商品開発して発売。名前もそのまま『悪魔のおにぎり』。
      ↓
3.SNSでバズり一躍超人気商品に!!

SNSの力が大きかったのではないかと分析しています。SNSでバズった理由としては以下の3つが考えられるでしょう。

  1. 『悪魔のおにぎり』という目に留まる商品名
  2. ローソンという身近なコンビニで安価で手に入る
  3. 老若男女問わず好かれる味

ただ、1番の理由はやっぱり『悪魔のおにぎり』という商品名にあるでしょう。仮に同じ商品が『たぬきおにぎり』で販売されていたらここまで売れていたとは思えません。商品名の重要さを改めて感じることができました。

『悪魔のおにぎり』の作り方

『悪魔のおにぎり』は自宅でも簡単に作ることができます。

材料
ごはん 200g
天かす 大さじ5
天つゆ 大さじ2(水:天つゆ=1:2で薄めたもの)
青のり 適量

作り方
上記の材料を全て混ぜ合わせて握るだけ

非常に簡単なので是非作ってみて下さい。

最後に

食の流行の発信地としてコンビニはやはり強いですね。

SNSでバズってしまうと需要の予測がつかなくなるデメリットはあるのですが、来店動機になることを考えるとバズるメリットは大きいでしょう。ただ、この流行を次につなげられるかどうかはローソン次第。一過性の流行りで終わってしまうのか、準レギュラー商品になるのか、レギュラー商品として定着するのか注目です。

商品名:悪魔のおにぎり
販売:ローソン
価格:110円(税込み)
エネルギー:219kcal

トモ
次は『天使のおにぎり』か?それとも『魔王のおにぎり』とか?『勇者のおにぎり』でもいいですよ。

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